将棋の用具 ~駒(王将・玉将)~
将棋をする上で必要な道具は将棋盤と駒。
駒は全部で8種類。
お互いが20枚ずつを使います。(ハンデなしの平手のとき)
その第一に重要な駒は、「王将」「玉将」です。
会社で言うと「社長」
芸能界で言うと「和田アキ子」さん「小林幸子」さんのような「ラスボス」のような存在の駒です。全力で守りましょうww
これが王将。
これが玉将です。
この2つの駒は、何が違うのか?それは点が付いているか?付いていないか?の違いなのですが、元々は「玉」しかなかったと言われています。
それを豊臣秀吉が「「王」は一人でいいから「点」を取れ」と言ったから「王将」が生まれたとか、諸説いろいろです。
実際には、「王将」「玉将」も「ギョク」と読みます。
相手の陣地に「王将」が突入しても「ニュウギョク」と言い「ニュウオウ」とは言いません。
どちらが、ゲーム開始時に「王将」を持つか?「玉将」を持つかというのは、決まりがあります。
強い人が「王将」を持つという取り決めがあります。
ここで強いというのは、「ケンカが強い」とかそういう意味ではなく、段位が上の人ということになります。
つまり「4級」の子と「2級」の子が対局する時は2級の子が「王将」を持ちます。
「2段」の子と「4段」子の対局時は4段の子が「王将」を持ちます。
「4段」の子と「4段」の子の時など段位が同じときは、大会で優れた成績を残している子が、お互いが良い成績が無い時は先に将棋を始めた子が「王将」を持ちます。
これは一種のマナーなので、気を付けましょう。